馬野
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馬野の話は、聞けば聞く程に、不思議な話だった。てっきり、彼女との関係に自信のある男や、好奇心から彼女を試してみたくて依頼をしたり、もしくは、別れさせ屋のように、彼氏や旦那側が別れるための口実を作るために依頼する。そんなものだと思っていた。事実、失敗した場合は、馬野から違約金まで支払われると言う。そして、彼は強調するようにハッキリと言った。 「私は、原田さんに協力する立場。つまり、原田さん側の人間です。」 なるほど、ただスケベ心で梨絵に言い寄る男とは違い、主導権は自分にある。と、言いたいのだろう。 事実、それは魔法の言葉のようだった。梨絵を騙す事に気が引けるのは変わらないが、確かに気持ちが和らいだ。それから、俺は、様々な話をした。この男の親しみ易さと聞き上手は、異常なくらいだ。馴れ初めから今に至るまで、梨絵の写真も交えて、一気に話した。 「はは、いっそ、これから飲みに行きますか?」 馬野の提案も、有難い物だった。居酒屋に場所を変えてからは、性生活の不満も話した。馬野は、それをPCに打ち込みながら、ビールを口に運ぶ。 しかし、打ち合わせですから飲み過ぎてはダメですよ。と、何度も言われた。
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