馬野
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「あ、原田さん?原田亮輔さん?」 男は、こちらに手を挙げて立ち上がった。話しやすそうな、人当たりの良さそうな雰囲気。そして、いかにも精力的な男。それが、最初の印象だった。 「馬野太一郎さんですよね?」 「えぇ、すみませんね、わざわざお呼びして。」 馬野太一郎と簡単な挨拶を済ませて、身分証を確認し合ってから、コーヒーのおかわりを頼んで本題に入った。 「それで、どうしましょうか?」 最初の、漠然とした質問に、亮輔は困った。自分の婚約者を口説いてくれ、なんて自分の口から言えたものじゃない。 「あー、いえね、ルールというか、決め事は細かく決めて置かないと。後から揉める事だけは避けたいですから。」 「は、はぁ…」 慣れた様子の馬野は、ノートPCを開いた。 「そうですね、最初に教えて頂きたいのは、彼女が、この話を知っているのかどうか、ですね。」 「は?」 知っている訳が無い。そんなの当たり前じゃないか。それが表情に出たのか、馬野は微笑んで続けた。 「意外にいるんですよ。彼女や奥様を愛しているからこそ、他の男に抱かせたい。抱かれているのを見てみたい。そういった男性も。」
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