DTグランプリ 闇の総合格闘競技
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その競技が何時誰か始めたのか分からない、闇の総合格闘競技はよくある都市伝説だがDTは確かに存在した……だがそれに参加し、表に帰還した者は口にする事はない。なぜなら参加者達は…… 一人の少女が転がっていた。空手の道着は襟元が肌蹴、咽たのだろう咳をする。 「兄を追いかけてここまで来れたのは褒めてやろう」 百戦錬磨の部下らが彼女を抑えようとするとその男は仕種でそれを制する。 「くっぅうっ、私はまだ……」 「例え子供でも狩るときには全力を出す、それが格闘家の礼節だ」 その男はふらつく少女の背後に回り込み、気絶させた。 「黒龍、何故彼女をかばう?」 その男も只者ではない雰囲気を出しており拳法着の様なモノを着ている。 「彼女には龍が眠っている」 「まさか……」 「あの男の娘だ、可能性はある」 黒龍は気絶した少女の道着を脱がし下着まで取ると恥丘を見た。 「(微かだが出ている)」 あと数年で覚醒する。彼女の様に……。
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