孤児院
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まず目についたのは、僕よりも幼い女の子たちだった。 おもいおもい好きなことをして遊んでいるのか、楽しそうな声が響きわたっていたんだ。 何人かがマリナお姉さんに気づいてこちらを見ると、とても不思議そうな顔で僕を凝視してきた。 「あの子たちは男の子を知らない子も多いのよ。ここじたいが保育園みたいなものだからね。」 そうして珍獣を見るみたいな目に耐えきれずに視線をそらすと、同い年ぐらいの少女たちと目があった。 数人のグループで固まってる子たちがいれば、家事の手伝いをしているような子もいる。 その大半から向けられているのは、良くも悪くも好奇心に満ちたキラキラの視線だったんだけどね。 「タクト君ぐらいの年だと学校で知ってる子も多いんだけれど、やっぱり一緒に暮らすとなると違ってくるのかもね?」 ちょっと腰が引けてしまっていると、僕の肩に手を置いたマリナお姉さんが優しく宥めてくれた。 後頭部に感じる柔らかくて温かい感触に、なんだか安心してしまった。
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