まおーに任命されました。
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「何だったんだ……?」 つい声に出してしまった。 半ば混乱気味の俺の耳に授業が終わったチャイムが響いてくる。 取り敢えず教室に戻るか。 なんか後味悪いし、ここに長居していたくない。 校内に続くドアを開け、半信半疑を拭い去ることができないまま階段を下りていく。 あんなことがあった後だからか知らないが、授業だりーの怠惰感は大きくなっていた。 「……?」 何だろう……二年生の階まで下りて教室へ向かっていく俺を、廊下に出ている生徒達がチラチラ見てくる。 男からは憧れのような視線を寄越され、顔を赤くした女からは誘うような目で見られた。 話し込んでいる女同士は、俺を見た途端声を潜めてキャッキャと黄色い声を漏らしている。 ……あんまりいい気分じゃない。 兎に角自分の教室に入ろうとしたら、中から早苗(さなえ)が出てきて危うくぶつかりそうになった。 「おっ、まおー様のお出ましだ」 「は?」 早苗は俺を見るや否やそんなふざけたこと言い、感心した様子で腕を組んだ。 「精が出るねぇ〜。私にも出してよ」 「は?」 何も頑張ってないし、早苗に何を出していいのかも判らない。
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