詩織=10分の1
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┗会津中将
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科学部の部室は校舎の地下の奥にあり、その科学部室の中の奥に紐緒結奈の秘密の研究室はあった。詩織が模範演技を披露しているその頃、結奈は自身の研究室にて詩織を待っていた。 結奈は椅子に座りながら、机の上に置いてある物を手に取り、それをジッと眺める。それは光線銃の様な形をしていた。 結奈は椅子から立ち上がると、それまで座っていたその椅子に銃の先端を当て、引き金を引いた。すると、その椅子はたちまち光に包まれると、見る見る小さくなった。結奈はミニチュアの様に小さくなった椅子を手に取り、それを見つめながらほくそ笑む。結奈が使った、椅子を小さくしたのは、非生物に限り物体を10分の1サイズに縮小する装置だった。結奈はレバーを操作し、小さくなった椅子に再び銃の先端を当て、引き金を引いた。すると、椅子はたちまち元の大きさに戻った。 これとは別に、結奈は生物を10分の1サイズに縮小する装置を既に完成させていた。犬でその効果を試したところ、成功していたが、何よりも人間で試してみたい結奈は詩織に白羽の矢を立てたのである。
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