詩織=10分の1
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「紐緒の奴、逃げやがったな」 詩織を元に戻すにも、結奈がいなければどうにもならない。 「賢人くん、そこ…」 香澄が指さす方を見ると、白衣など、結奈が着ていた服が床の上で一塊になっていた。その中から、詩織と同様に小さくなった結奈が顔を出していた。 結奈から銃を取り上げた際、賢人は思わずそれで結奈を射ってしまったのだ。 賢人は床の上に落ちている銃を拾った。 「この銃で詩織を小さくしたんだな」 賢人は小さくなった結奈に顔を近付けて尋ねた。 「ええ。そうよ」 結奈は賢人に、その銃はニルスXといって、生物のみを10分の1サイズに縮小する装置であることを話した。 「どうしたら元に戻せるんだ?」 「レバーを“縮小”から“還元”に切り換えて射てば元の大きさに戻るはずよ」 「そうか」 賢人は言われたとおりにレバーを切り換え、銃口を詩織に向けて引き金を引いた。だが、光線が全く出なかった。幾ら引き金を引いても駄目だった。 「さっき床に落したせいで故障しちゃったみたいね」
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