主人公補正を得た猿山
-削除/修正-
処理を選択してください
No.3
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
『ドウナノジャ? シュジンコウニナリタクナイカ、ナリタイノカ?』 「うるせえな…」 またも降ってくるガミガミやかましい老人の声に辟易する。 すっかりどうでもよくなった猿山は、早く夢から覚めろと念じつつ適当に切り返した。 「あーはいはい。なるよその主人公に。なりゃいいんだろ、なりゃ」 『ソウカ……』 『猿山ケンイチ、お主を今よりTo LOVEるの主人公とする』 その声とほぼ同時に猿山は覚醒した。 「…結局何だったんだあの夢は?」 放課後。 授業中に居眠りしていたことがバレた猿山は、職員室に呼び出しをくらうはめになった。 普段の猿山の問題行為も相まってねちねち叱責され、解放された頃には空が夕焼けに染まっていた。 「それにしても主人公ねえ…」 猿山はどうしてもあの夢のことが頭から離れなかった。 夢にしてはやたら鮮明に脳内にこびりついていた。 トラブル。主人公。確かにあの声はそう言っていた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
二次創作
>
主人公補正を得た猿山
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説