絶対男尊国家の仕事人
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だがこれは特に珍しい事ではなかった。 それほど先の大戦は激戦だったのだ。 土産話でひとしきり盛り上がった後、アンリは腰を上げた。 「さて、市場へでも行くか…どうせ家にはロクな食材も無いだろう?」 「やっぱり家に男が居てくれると助かるわぁ〜。お礼に晩ご飯は腕にヨリをかけて作ってあげるからね」 「やったぁ〜♪今夜はご馳走ね」 「クリス、荷物持ちに付いて来てくれ」 「うん!」 アンリはクリスを連れて村の市場へやって来た。 ‐八百屋‐ 「あら、アンリ!村に戻って来たのかい」 「やあ、おばさん。ニンジンとタマネギとトマトとキャベツちょうだい」 「あいよ!持ってきな」 しかしアンリは受け取った野菜の代金を払わない。 ジョノシアン王国の20歳以上の全ての男性に(兵役の義務と共に)与えられている“女性からの自主的徴収権”があるからである。 だがそんな調子でも商店は潰れない。 なぜなら女性客に対しては通常よりも何割か増しの値で売っているからだ。
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