牡馬の魔術・ユエン編
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俺は街で暮らす知識人なのに、これでは辺境に跋扈する蛮族と変わらないではないか。違いは仮面でなく、本当に獣の顔なだけだ。 逞しい美男子に成れる予定だったのに、試みは失敗してしまった。 高度な魔法儀式で、かなりの金額を費やしたから、簡単にやり直しは出来ない。 幸いこの顔なら役人にもばれないので、俺は儀式の事故で死んだことにして新たな場所で人生をやり直そう。 この屈強な肉体があれば、野生児として育った連中にも負けないので仕事だってあるはずだ。 俺は闇にまぎれて街を抜け出し、村で家畜の馬草を盗み食いしながら人目につかないように夜道を進んで国境沿いまで来た。 川を超えると、隣国にたどり着いた。そこは王位継承権争いが長く続く不安定な地域で、貴族の私兵だけでなくいくつもの傭兵団も活躍していた。 傭兵の中には森エルフの弓兵やドワーフの戦闘工兵以外に蛮族の剣盾隊やリザードマンの河川部隊もいた。 まずは手っ取り早く稼ぐために蛮族ばかりの傭兵団に入ろうと酒場に向かう。
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牡馬の魔術・ユエン編
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