結婚までの…
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Doki・・・・Doki・・・ 奴の長い睫が上下する度に僕はドキドキした。 心臓の音が奴に聞こえやしないかとヒヤヒヤもした。 奴は、可愛い・・ だからと言って決して女っぽい訳ではなく、女々しく悩む僕なんかよりもずっと男らしい。 どちらか言うと、兄貴気質だったりもするのだが、160にも満たないその身長と、愛くるしい童顔のせいでかなり少年っぽく見える。 そんな風貌は、僕的には、かなり好きなタイプだ。 ベッドに寝そべりながら「ONE PIECE」の最新刊を読み耽る奴が、"う〜ん"と伸びをした。 奴のTシャツの袖から、黒くて短い毛が、何本も顔をのぞかせた。 腕も、顔も、首も、夏の名残りを忘れないかのごとく、日に焼けて褐色になっていたけど、 腋の部分だけは、薄っすらと肌の色が違って見えた。 僕は気恥ずかしさを感じながらも、"ごくり"と喉を鳴らした。
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