無法学園
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「どちら様ですか?」 「今日18時に校長と会う予定の島田といいますが…」 「ああ、はい。聞いています。免許証と指紋をお願いできますか?」 男―島田は免許証を渡し、警備員に指紋を採らせた。 「照合が済むまでしばらくお待ちください。これより先は自動車の乗り入れは出来ませんので、そちらの駐車場に停めてきて下さい」 警備員はそう言うと詰所へ戻った。島田は駐車場の空スペースに車を停め、再び正門へ近付く。 期待や不安、緊張で手汗をかいている。先程までは半信半疑だったからこんなに緊張はしなかった。 しかし今、この正門の前に立つと心臓がだんだんと高鳴っていくのだ。 あの話は嘘ではなかった…この門の向こうにはきっと別世界が待っている。 夢に包まれた世界が。 警備員が戻ってきた。今度は2人だ。 「確かに島田さま確認が取れました。では、こちらの者が校長室へ案内致します。」 「こちらへどうぞ」 島田は軽く会釈をすると、もう1人の警備員に付いていく。正門が開けられ、ついにその場所へ足を踏み入れた。
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