『鵺と妖刀』妖気は伝染する
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「つかぬことを聞くが、野盗に狙われたにしちゃあずいぶん身軽なナリだな。大丈夫かい?荷物奪われちまったりしてないか?」 「あぁ、いや大丈夫だ。特に奪われたものはない……」 その時、五郎蔵が腰に下げていた変な刀にすっ…と手を当てているのが視界に入る。なるほど、訳ありな品なんだろう、だがこれ以上聞き込んでも警戒されるばかりだ。疑問は解決しないが、それはそれとして佐次郎は次の話題を切り出した。 「ところで、あんたあの道を渡ってたってことは、この先の山道抜けた先に向かってるんだろ」 「あぁ…そうだが…」 「さっきの連中、この辺りじゃ有名な野盗衆でな、ちょうどこの川岸から麓までの道は、あいつらの寝ぐらに近いんだ。そんな軽装じゃ生きて山を抜けらんねえぞ」 そんな……と、五郎蔵の表情が翳る。
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