木陰
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男は無造作に着物を脱ぎ捨てた。その下は何も身に着けていない。 留吉は息を飲み込んだ。 男の股間にそそり立つものは人並み外れて大きかった。太く長く、それでいて禍々しいほどに黒光りしている。先端からは透明な汁が流れ出していた。 「うっ」 思わず目を逸らそうとした留吉だったが、その動きは途中で止まった。男の顔に見覚えがあったのだ。 「お主…源右衛門殿か?」 恐る恐る声をかける。 男は答えなかった。口元だけが僅かに動く。 「…」 「何をしておられる? なぜこのような場所に居るのじゃ?」 留吉は尋ねた。しかし、源右衛門は無表情のまま近づいてくるだけだ。 留吉は後ずさった。 (なんという凄まじい気迫じゃ。これが巷で噂される鬼というものなのか?) 角こそ生えてはいないものの、その迫力は尋常ではない。
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