大正★陰陽伝
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青年は少年のように瞳を輝かせて喋り出した。 「私、土御門 晴也(つちみかど せいや)、本日よりこちらで“心霊相談所”を開設する事と相成りましてですね、これはその看板なのです。…あ、心霊相談所というのはですね、この世には人ならざる者によって引き起こされる怪奇な事件が数多く存在しておりますから、ここはそういった事件を取り扱う相談所なのですよ。本当は“心霊探偵事務所”にしようかとも迷ったのですが“探偵”という言葉を使うと危険な依頼なども来るかも知れないので止めました…」 「そんな説明は求めていません!」 小春は切れた。 「な…何をそんなに怒っておいでなのですか…!?」 「ここは下宿です!下宿!げ・しゅ・く!…勝手にそんな薄気味悪い商売の事務所に使われちゃあ困ります!」 「う…薄気味悪いとは失礼な…!?」 「商売がなさりたいのならどうぞ都心の雑居ビルディングでも何でも借りてなさってください!」 「そんなお金はありません!」 「とにかく家の下宿をそんな訳の解らない事に使うのはお断りです!その看板も撤去してください!」
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