大正★陰陽伝
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青年が振り向くと、そこに居たのは年の頃十六、七と思しき一人の娘であった。 おかっぱ頭で、顔立ちは“美少女”と呼んで良い容貌をしている。 ぱっちりとした二重まぶたの大きな瞳に、小ぶりな鼻と唇…“美しい”というよりは“可愛い”という形容詞の方が似合う。 薄桃色の小袖に紺色の袴…この時代には良くある女学生の服装だ。 だがその胸元には、この時代の女性にしてはやや…いや、かなり大きな膨らみが、たわわに実って揺れていた。 青年はにこやかな笑みを浮かべて娘に言う。 「やあ、貴女(あなた)は確か大家さんの娘さんで、名前は確か…小夏(こなつ)さん…?」 「小春(こはる)です!」 娘はきっぱりと言った。 「…説明的な台詞(せりふ)での紹介ありがとうございます…と言いたい所ですが、名前を間違えられてはどうしようもありませんよ」 「これは失礼いたしました」 娘…小春は看板を指差して言った。 「それで話を戻しますが、あなたは一体何をなさっているのですか?これは一体どういうおつもりですか?」 「おぉ!よくぞ聞いてくださいました」
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