大正★陰陽伝
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そのような時代にあってなお、科学の観点では説明する事の出来ない…それこそ人智を超えた霊的存在の仕業としか考えられないような事件や出来事は起こっていた。 どうやら人為の力によって住処(すみか)を奪われた闇の住人達は、逆に人間達の中に入り込んだようだ…。 この物語は、そんな闇の住人達と渡り合う能力を備えた一人の青年と、彼を取り巻く美しくも淫らな乙女達の物語である…。 ★ 「うぅ〜ん…」 ある古い下宿屋の玄関先にて、一人の青年が腕組みをして難しい顔をしている。 年の頃は二十歳前後といった所か…細身で色が白く、とても整った顔立ちをした美男子だ。 だが黒縁の丸眼鏡をかけ、長く伸ばした髪を後ろで縛っており、全体的な印象は野暮ったい。 彼の目の前には木の板に墨で“土御門心霊相談所”と書かれた看板(?)が掲げられていた。 下宿屋の玄関先にである。 「んん〜…もう少し上の方が良かったかなぁ…」 青年が一人ブツブツ呟いていると突如として背後から威勢の良い声がした。 「土御門(つちみかど)さん!何をなさってらっしゃるんですか!?」
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