吉原遊郭〜胡蝶亭艶聞〜
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「まて三十両だったな・・・その娘私が買い取ろう」 男たちが値段の交渉を続けていると店の二階から一人の男が現れ言った。 「ありゃ!こりゃあ胡蝶亭の旦那でないですか、困りますな・・・私どもの交渉に急に入って来られてわ・・・」 遊女屋の店主は顔をしかめる。 「ではいくらで売る?四十両か?五十両か?」 「いやはや、旦那にはかないませんな。ここは手を引かせてもらいましょう・・・おい!いいな!」 「ヘイ!旦那・・・で?胡蝶亭の旦那がお買い上げで?」 男は揉み手をせんばかりに光次郎に媚を売る。 「ああ・・・三十両だったな・・・」 光次郎は懐から小判を取り出すと男に与える。 「へへへ・・・まいど!・・・おい!今日からお前さんはこの旦那の物だ!しっかりお仕えするんだぞ!」 こうしてお花は三十両で胡蝶亭に買い取られたのだった。
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