温泉宿
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┗雑賀宗次郎
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2話 車内 車に乗ってしまった。冷やかしでもなんでもないリアルな出来事。もう後戻りはできない。車窓から見える街が遠い存在に見える。男は、こちらの緊張を察してか、穏やかな口調でいろいろな話をしてくれた。10年ほど前まで小学校の教師をしていたが、今は会社を経営していること。独身だということ、そして、毛の生えそろわないくらいの男の子が好きだということ。これからいく温泉宿のこと。などなど。男は、佐藤と呼んでほしいと言った。こちらは、佐藤のおかげで、いくぶんか緊張が和らいだ。こちらも、自分も同じくらいの子が好きだということ、このような出会いは始めてだということ、今日は終業式があったことなどを話した。自分のことは、田中と呼んでほしいと伝えた。もちろん仮名である。山道を抜け、車は、寂れた温泉街に着く。ようこそと、書かれた看板は錆が目立ち、苔がびっしり。山々に囲まれた谷間にある温泉街。昔は、秘湯として栄えたらしい。
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