ほんの少しの勇気で人生って変わると思う
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┗匿名さん
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…まあでも、名古屋に帰っても僕の実家に帰らずにいれば何とでもなるのか。 それだと、彼女のご両親とご対面しないといけなくなるのだろうか? …いや、それはマジ勘弁。 こんなお嬢様と社会の底辺みたいな僕とがつりあうはずなんて絶対にない!正直ありえん! 「あの、おにーさん…」 彼女が僕の服の袖をつかんできた。 瞳をうるうるとさせて、上目遣いでこちらを見つめる。 …あの、そんな表情で見ないでください。 「一生のお願いです」 「うん」 「私を、助けてください」 …そういえば、生まれてこのかた、誰かに頼りにされるなんてこと、なかったと思う。 しかも、こんな可愛い娘に。 「…僕でいいの?こんなに頼りなくて、職も失った人間だけど」 「はい」 「なら、できる限り、君の力になろうと思う」 「ありがとうございます!!」 彼女は、最高の笑顔を見せて、僕に深々とお辞儀をした。
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