てのひら
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ギャビンが右手を鳴らすと火花が舞い、礫が跳ね、光が瞬いた。 「それをよぉ…自分らの敗因も理解出来ず、通すべき筋も通さず、ただただ乞いて求めるだけの野郎どもによぉ…!」 左手を鳴らすと霧が満ち、風が渦巻き、闇が覆った。 「わざわざ触れさせてやる道理なんてねぇじゃねぇか、えぇっ?」 ギャビンはてのひらを打ち合わせると、地面に跪く男たちの下に魔法陣が拡がる。 そして黒光りする塊が湧き出ると、野郎どもの肉体を持ち上げて並べるように立たせた。 「うぎゃあぁぁ゛ぁあっ?!」 「があぁぁっ! ど、どう…ぢて…?」 既に錯乱しつつあった野郎どもの混乱は加速していく。 スライムから解放されたというのに今度はギャビンによってまた似たような物に手足の自由を奪われる。しかも黒光りする不透明なその塊は彼等の視界を完全に塞いでしまった。
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