てのひら
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スライムは断末魔をあげるが如くグネグネと身悶えながら焼き焦げて小さく縮んでいく。 取り込まれた男たちも熱に炙られて悲鳴をあげているが、ギャビンは一切気にすることなくスライムの最期の足掻きを見下ろしていた。 「っとによぉ。いい歳した奴らが揃いも揃って、足元掬われて情けなくないのかねぇ。よりにもよって姉ちゃんたちは、キッチリと警戒して手出ししてねぇしなぁ。」 ギャビンは愚痴愚痴と益体のない繰り言をこぼし、男どもは肉体と精神を同時に虐められてグスグスと涙をこぼしてえづいてる。 やがてスライムが真っ黒な残骸に成り果てた頃。ギャビンは左手の指を鳴らして辺り一帯に霧を生じさせて鎮火をした。 真っ赤な肌の男たちもその恵みの水分で熱を冷ましている。 次にギャビンが右手の指を鳴らすとスライムの残骸周りの地面が沈み込み、そのまま地下深くへと埋め立てられていった。 「はいおしまい、っと。じゃあ俺ぁ帰るから、お前らもさっさと酒場に顔出して生き恥を晒せよなぁ〜。」
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