壊れた世界で僕は生きる
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くしくも『スコッティ』と同じ人数で、ステージに降り立って誇らしげに得物を掲げる。僕は蛮勇なる女戦士たちに魅せられた。 彼女たちも棒立ちの僕を見つけたようで、信じがたいことに黄色い声を上げる。僕の側を通りかかったゴブリンが言った通り、僕がイケメンに見えるようだ。 人間ではないけど、アイドルより露出度が高くてしかもグラマーだ。でも、すぐ僕を巡って争い始めたのを見ると、オスの殺戮とは違って変に現実的でドン引きして逃げ出すことにした。 僕達の世界の金属より軽いのか彼女たちが怪力なのか知らないけど、振り回している武器は大きいし、ボールのような爆乳も派手に揺れている。 モテてるのはいいけど、もし童貞とバレたらひどい目にあわされる可能性もあるし、すみれが好きと知られても嫉妬されるかもしれない。 「やっぱ無理」 世界や人類の危機よりも、自分を巡って争うゴブリン女たちという奇妙なシチュに翻弄されながら僕はライブ会場から走り去る。
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