男の夢をかなえるアプリ
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普通、剣道でこんな構えはまずない。 真剣じゃないんだから威力なんて関係ないし、素早く振り下ろせない上に胴を打ってください的ながら空きだし、まぁ不利にしかならない。 しかし頭の沸騰した恵梨香が冷静に胴打ちできるか分からないし、意外と相手するとこの構えは怖い。 怒りと戸惑いで恵梨香の竹刀の先がだいぶ揺れていた。 僕は彼女の逡巡を見て竹刀を振り下ろす。 始動の遅れた彼女は竹刀で受けようとするが、僕の狙いは面じゃない。 袈裟懸け的な斜め振りに野球のスイングのような要領で竹刀を胴へ・・・ 普通、こんな大げさな動きしたら先に面をやられるんだろうけど、恵梨香の胴に竹刀のいい音が響く。 「ぐぅっ?!」 かなり強く入ったから彼女が屈む。 「大丈夫かい?・・・」 彼女に近寄ると、手で割と乱暴に押された。 でも、近づいた時に彼女の嗚咽が聞こえた。 やりすぎたかなぁ・・・ アプリも動員しての奇策勝負。 彼女は嫌いだろうなぁ、こう言うの。 しかし彼女は暫くして後ろに下がり、僕も察して互いに一礼して面を外した。
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