貴方の人生、変えちゃいます!
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その後も声は続き、声が途絶えた時には一時間ほどが過ぎていた。 他の二人が誰なのかが恐ろしく気になって、その日は俺は明け方まで眠れなかった。 「おはようございます」 「うう…おはよう…」 「どうされましたか?」 当のエマさんと、玄関先で鉢合わせ。 眠い頭を抱えて挨拶する。どうやら俺と同じくゴミ出しだったらしい。ゴミ袋を持っていた。 昨夜聞いた三人の声が頭の中を駆け巡り、最悪の想像がしつこく頭をよぎる。 怖くて仕方なかったが、意を決して聞いてみた。 「エマ…さん?彼氏とか、いるんですか?」 「高松さん?」 「あ…すみません。失礼な質問でしたよね。忘れてください。」 不思議そうな顔をしたエマさんを見ると、思わず質問を引っ込めてしまった。俺のヘタレ! 慌てて立ち去りながら、答えを聞かなかったことに安堵している自分もいることに気付いていた。 俺の部屋とエマさんの部屋は二階だ。 俺の心の中のような曇り空の下、ゴミ捨て場にさっさとゴミを捨てる。 とりあえず顔を合わせないようにどこかへ行こうとしたら、目の前を塞がれた。 何かが風で飛んできて、顔を覆ったようだ。
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