真冬の女
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それでも、俺は餌をあたえられた野良犬のようにサンドイッチにかじりつき、缶コーヒーで飲み込む。 「もっと食べる?」 「煙草があれば言うことないけどな」 「この公園って禁煙じゃなかったっけ、まあ、いいや、何を吸ってるの?」 「わかば」 「なにそれ?」 俺は煙草の銘柄だと説明すると、小走りでコンビニへ香織は買いに行った。 俺はその間に立ち去ろうか待つか迷った。 結局、三日ぶりの煙草の誘惑に負けた。 「すごく安い煙草だった、びっくりしちゃった」 ライターと煙草が差し出され、俺は煙草と香織の笑顔を何回か見てから受け取った。 火をつけるとき、少し手がふるえた。
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