牝奴隷たちと御主人ちゃん
-削除/修正-
処理を選択してください
No.5
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗匿名さん
本文
「待て、餌にするな!」 「御主人様ぁ……」 ラミアが不満げな声を上げて召喚した「御主人様」の方へ、女盗賊を抱きしめたまま、顔だけを向けた。魔物は召喚者と契約を結んでいる。 命令には絶対服従しなければならない。 「名前を言え。魔物の餌食になりたいか?」 「……フィル・エルニード」 魔物はまだ未練がましく女盗賊を抱きしめて離さない。名前を聞き出したので、契約の呪文を詠唱すると魔物は悲鳴を上げたが消滅する。 正確には消滅ではなく、女盗賊に契約の烙印として刻まれたのだが。 床の上に仰向けに放り出された女盗賊は、まだ、はぁ、はぁ、はぁと息が乱れて、起き上がることもできない。鼓動が高鳴り、柔肌はほんのりと色づいて、頭がぼんやりとしている。 「フィル・エルニード、僕が君の御主人様だ」 「……」 まだ淫魔の特殊能力、媚毒の唾液と蠱惑の吐息の効果で女盗賊フィルは唇をわずかに開いて、虚ろな目で契約させられた「御主人様」を見ていた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
牝奴隷たちと御主人ちゃん
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説