性先進国
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「佐藤くん、実は君にセクロス支社に行ってもらいたいのだが…」 「え!?なんですって部長?」 「ちなみに拒否権は無いから」 「そ…そんな…!」 そう言って絶望の表情を浮かべる青年…彼の名は佐藤一郎、24歳のサラリーマンだ。 ある日、上司から呼び出されて聞いた事もないような小国の支社への転属を言い渡された。 「俺、何したって言うんだよ…」 一郎はブツブツつぶやきながら自分の机を片付ける。 海外勤務なんて言えば聞こえは良いが、実際は左遷なのだ。 大抵が赴任先の慣れない暮らしに耐えられず、ひと月もしない内に辞表を出すと言われている。 同僚達が寄って来て一郎への同情と優越感の混じった微妙な表情で口々に言った。 「佐藤、その歳で海外だなんて凄いじゃないかぁ〜」 「栄転だよ」 「醤油を忘れるなよ」 「あ…ありがとう、みんな…」 一郎はもう泣きたい気分だった。
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