ノーマンズランド開拓記
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「あぁ〜、それにしても3ヶ月ぶりの地面だぁ…」 祈りを終えたルークは久しぶりに踏み締めた大地の感触に気持ち良さそうに伸びをする。 そんな彼に白髪混じりの口髭を蓄えた初老の男が近付いて来て言った。 「若、この湾を我々の当面の拠点にしてはいかがでしょう。湾内なら嵐の時も大波が来ない。船が流されたり転覆しないで済みます」 「うん、そうだね。ところで、その“若”っていうの、いい加減に止めてくれないか?クラウス」 「おっと…いかんいかん。いやぁ、申し訳ありません。長年の癖がなかなか抜けなくて…以後、気を付けます。若」 「ハハハ…まぁ、おいおい慣れてくれれば良いよ」 彼、クラウスはルークの父、ライオネス伯爵に仕えていた騎士の一人である。 剣の腕は確かで、ルークとは剣術指南役とその弟子として幼い頃から見知った気の置けない仲だ。
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