バトル・ザ・ヴァンパイア
-削除/修正-
処理を選択してください
No.5
┗
修正
削除
※残り修正回数=2回
ペンネーム
┗ヤマメ
本文
「はぁ、はぁ、はぁ・・・うぐっ」 先ほどの戦闘で出来た傷の痛みを何とか耐えながら、美少女は屋根から屋根への跳躍を繰り返す。 見るも無残な光景である。 白く美しい肌には、幾つもの切り傷が。アザは青タンとなり痛々しく、淡く綺麗なピンクの長髪はボサボサに乱れ、ワインレッドのドレスは、辛うじて服としての機能を残すばかり。 それになにより。 「っ!? うぅっ・・・・ぐぅぅ・・・っ!」 砂とホコリ、切り傷と血に汚れた顔を脂汗を滲ませる彼女。 逃げる直前、あの女性の最後の攻撃。 自身の勘を頼りに避けざるを得なかったあの攻撃は、彼女の左脇数センチ下を思いっきり切り裂かれていたのだ。 あまりの痛さと疲労で意識が朦朧とし、彼女は最早どこをどう跳んでいるのかすら分からなくなっている。 そして。 ―――ガシャンッ!・・・ドサッ 何処かの家のガラスを突き破った音と床に倒れこんだ音を最後に、彼女の意識は完全に黒く塗りつぶされた。
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
バトル・ザ・ヴァンパイア
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説