バトル・ザ・ヴァンパイア
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「ふっ!」 短い掛け声と共に、右手の指の間に挟んでいたナイフを投擲させる女性。 その速さは銃弾よりも早く、狙いは狙撃銃よりも正確である。 「チッ! このぉっ!!」 そんな目にも留まらぬ速さで投擲された三本のナイフは、苛立ちの様子を隠さない美少女の右腕による振り払いで、別の方向へと飛ばされる。 二人が激突して、最早どれくらいの時間がたったのか。それは、彼女たちの状態が教えてくれた。 「はぁ、はぁ、はぁ・・・」 「ふふ。どうした? たった“10分”でそれほどとは・・・。やはり、“眷属”がいなければ十全な力は発揮できないか?」 互いに、向かい合うように立つ美少女と女性。その距離およそ約10m。 「ふんっ。貴様など今の状態でも「嘘だな」・・・ッ」 「先ほどから、お前は防御と回避しかしていないし、此方がちょっとスキを見せても攻撃すらしない・・・」 屋上のフェンスの上で、向かい合いながら会話を始める二人。 傷が目立ち、肩で息をする美少女に、傷や息も乱れてはいないシスター姿の女性。 勝敗は、誰から見ても明らかであった。
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