バトル・ザ・ヴァンパイア
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ペンネーム
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「・・・っ」 中に入って香りの正体を見ようと錆びたドアノブに右手をかける智。 一瞬理性が発する警告に躊躇してしまったが、ソレには見てみぬフリをして彼はドアをゆっくりと開けた。 夕日が射しこむ室内、彼の眼前には壊された痕跡が残る窓。其処から入る風が、古びたカーテンを揺らしていた。 誰かの手が加えられたのかホコリやカビ、クモの巣などが全く無くとても綺麗で、中心には丸テーブルとイスが一つ。 視線を右にずらすと、其処には豪華なベットが一式置かれているのが分かる。 「・・・」 恐る恐るといった感じで智は部屋へと入る。部屋は、彼が嗅いでいた香りで溢れていた。 「すぅー、すぅー・・・」 「っ?!!!」 微かに聞こえる誰かの寝息に、智は叫びそうになったのを何とか堪えることに成功した。 そしてゆっくりと彼は振り返り、息を呑んだ。
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