女流作家
-削除/修正-
処理を選択してください
No.8
┗
修正
削除
※残り修正回数=5回
ペンネーム
┗猫山猫吉
本文
「鹿鳴館」…そんな言葉が思わず口からこぼれるような洋館が、森の中にたたずんでいた。 増井がツカツカと先を歩いて行って、荘厳なる玄関の扉に手をかけて開くと、 「さあ、お入りくださいませ。」千春を招いた。 千春が扉をくぐって足を踏み入れた時、真っ先に目に飛びこんで来たのは、壁にかけられた巨大な油彩画だった。 そこには、全裸の少女と三人の全裸の男性とが描かれていた。 「なに…この露骨な西洋風春画は…」千春が目をそらすとそこには、等身大の少年の像が立っていた。はじらうように胸を隠しているその少年の股間は、おへそに届きそうなほど猛っていた。 「な、なんなんですかここは…」千春がつぶやくと増井は答えた。 「ここは、『愛と性の小宮殿』。官能小説を綴ることになる。千春さんには、しばらくここで愛と性を描くためのイメージを整えていただきます。ここの資料の閲覧は自由ですが、持ち出しや複写はダメですよ。」
パスワード
戻る
PiPi's World 投稿小説
>
トップ
>
リレー小説
>
官能リレー小説
>
その他
>
女流作家
©2002-2024 PIPI's World
『投稿小説』
All Rights Reseved.
投 稿 小 説