南の島の大王は…
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「なぁ、一体どうしてこんな事になっちまったんだ…?」 車中、俺はルルーとかいう女軍人に尋ねた。 「突然の事でしたから、王様がご存知無いのも無理はありません…。タタタ族です。我々ナナナ族の統治に不満を抱いたタタタ族の過激派がクーデターを画策し、王宮、議会議事堂、国営放送局などを占拠したのです」 「そうだったのか…」 その昔、この国はいくつもの部族が、時には争いながらも、それぞれのテリトリー(領土)を守って共存していた。何千年もの間、そうして来たのだ。 ところが、そこへヨーロッパ人が進出して来た。まずポルトガルの植民地にされ、次にスペインの植民地、次にドイツ、その次にフランスの植民地となり、最後にイギリスの植民地となって、第二次世界大戦後に独立した。 マダタスカル人は実に500年ぶりに自分達の島を取り戻したのである。
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