脱獄犯No,0013
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その少女は名を八神 美幸と言った。高次は美幸とその家族とは、この国には数少ない日本人同士として知り合いだった。最初に会った時の美幸の印象は、今どき珍しい純情で素直そうな少女だった。後にこの国の友人から“彼女は日本で嘘の痴漢の訴えを起こして、それがバレたために日本に居られなくなった”と聞いたが、高次にはとても信じられなかった。あの純真無垢な美幸がそんな事をするはずが無い、きっと何か事情があるのだと思った。 だが高次は自身の認識の甘さを身を以て知った。突然家に来た警官隊に身に覚えの無い痴漢容疑の逮捕状を突き付けられたのは、忘れもしない、高次がマリーとの結婚式を明日に控えた日だった。平和なこの国では痴漢といえども重罪で、彼は懲役10年を喰らった。だが彼は復讐のために命を懸けて脱獄した。だが時の流れは残酷で、既に5年の歳月が経過していた…。
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脱獄犯No,0013
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