吉原伝説
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No.5
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┗プリマベーラ
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香代は御隠居と目をあわせないようにして答えた。 「…いえ。存じませんが」御隠居は香代の酌をする手が震えているのを見逃さなかった。そしていやらしい笑みを口元に浮かべた。 「そうか。あの男は安治というのだ。貧乏な両親が苦肉の策としてわしに預けたのだ。…ま、売ったといってもよいかのぉ」 御隠居は楽しそうに笑うと安治をそばによんだ。安治は香代の遊女姿に驚きをかくしきれない様子だ。 「今日香代をよんだのは言うまでもない。安治とあることをしてもらおうと思ってな」 御隠居はそう言いながら香代の体を舐めるようにみまわした。
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