年下女子におもちゃにされるか弱いおじさん
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勝手にいうだけ言ってから、うろたえたような瞳で気まずくコートを着込む彼女。自分の言ったことを恥じるような20代の横顔がいじらしく見えた。これまでの印象とのギャップもあり、自分はすっかり彼女のことを冷静には見られなくなっている。礼儀のない子だと思っていたが、しおらしいところもあるじゃないか、と思ってしまっていた。美人だから警戒していたが、美人だからこそ敬遠されることもあるだろうし、案外こういうことに、慣れていないのかもしれないと。 「いつも失礼なことばっかり言っちゃってすみません。志保さんと話してるといつもとっても楽しいんです。私、本当は友達とか全然いなくって、こんなに話し合う方って生まれて初めてで……だからつい……」 恥ずかしそうに言いきると、皆と一緒に出ていこうとする彼女。そんな台詞はこれまでの人生で言われたことがなかった。しかもこれほどの美女。生まれて初めて『舞い上がる』という感覚をほのかに覚えた。
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