或るアイドルの末路
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そして俺の読み通り、彼女は宝石の原石だった。 プロのスタイリストによる化粧をし、流行の服に身を包んだ桃子は、一流アイドルにも引けを取らなかった。 数多くのアイドルをその目で見てきた社長すら、彼女の容姿を認めた。 ところが… この世界、可愛さだけで渡っていけるほど甘くは無かった。 求められていたのは“容姿”より、むしろ“キャラ”だったのだ。 その点では桃子は弱かったようで、結局デビューして一年も経たない内にゴールデンタイムから姿を消し、二年が過ぎた今では深夜番組の出演依頼すら無くなってしまった…。 彼女を通して俺もこの世界の無常さを教えられた二年間だった。
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