「ん…おはようございます。ご主人様」
足元がもぞもぞとする。どうやらポチが目を覚ましたようだ。
「おいおい、人間の言葉を喋っていいって許可したか?」
「も…申し訳ありません!!」
少し寝ぼけた感じだったが、ポチははっとして詫びをこってきた。
「おーい、冗談だよ!まったく。人前でもない限り気にするなって」
慌てて私はポチをなだめる、今の彼女らは子供もまだ孕んでいないできそこないの家畜であるため、
学校の校則として厳しい扱いを受けねばならない。とはいえ、人前でないのなら無理強いするほど
私は冷酷でもなかった。
「ありがとうございます…」
ポチは涙をにじませ礼をいう。
「ん?」
「んもぉ〜?」
ゴタゴタしていたらうし子とハナも目覚めたようだ。こっちの二人は女生徒になるまで長かったようで、
私生活の場でも家畜のスタンスを崩そうとしないのだ。目覚めると二人はゆっくりと上体を起こし、私に
目覚めの挨拶とばかりに抱きついてくる。
「よしよし、じゃあ朝の種付けをしてやろう」
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