「そうよ。そんな都合のいい話なんかじゃないの。普通、過度な覚醒は普通の人で耐えれる方法じゃないわ。昔からいろいろな行法があるように、能力を開放させるのにはそれなりの修練が必要なの。それができなければ、膨大な情報量に押しつぶされて狂人になってしまうわ。でもあなたは…そんなこと…かまわなかった。みんなを助けるために、いいえ。わ、…私を助けるために、あなたは自分の命をすてようとしたの。」
大粒の涙が、夏帆姉の浴衣を濡らした。
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