「またまたぁ。そんなこと言って、本当はどんなとこに惹かれたんですか?」
「ふふん……ヒミツ」
半ば照れ臭そうに返したミキの頬は少し赤らんでいた。
「でも良かった。アキオさんとは真逆の性格みたいだし、二人で形振り構わず声を掛けまくるってことはなさそう」
「大丈夫ですよ。ヒロトさんが入院してる間は私がしっかりアキオさんを監視してますからっ」
ハルカは右手に力強い握り拳を作ってみせる。
「ありがと」
その意気込みにミキは微笑みを零していた。
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