矛盾した感情にアルダーは押しつぶされそうだった。
キールズはそんな少年を優しく抱きしめた。
そして耳元で囁く。
「私はこの国の未来がどうなるかなんて関係ない。ただ、君が幸せならそれでいいんだ」
そう言ってキールズは裸となる。そして、液体の中に飛び込んでしまった。
「キールズ!」
アルダーは驚いて声を上げた。液体の中に入ってしまった彼を見て、アルダーは助けなければと思った。
「助けるためには素っ裸にならないとね…」
アルダーはそう言いながら服を脱ぎ捨てていた。
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