その後、彼女への連絡を試みたが無駄であった
11月13日 AM9時00分
島の駐在によって洋館の家宅捜索が行われた。
もちろんその日のうちに僕は連絡を入れた。しかし
緊急事態ではあったが、夜間のため、対応ができないとのことだった
本来、こういう場合には、危険を配慮して複数の警官を配備し、対応にあたるのはセオリー通りなのだが、その日に参加したのは僕と40歳の中年の駐在だけであった。馬鹿にするのもほどがある。
しかも、この駐在は不祥事により、この島に赴任させられたとのことで道すがらなんども同じ愚痴を話していた。
僕は向かう間も、知り合いの警官数名に電話をかけたが
「だめだ。その島はなぜか警察権限が及ばない。いわゆる治外法権ってやつらしい。そこの警官についてもデータベースを見てみたが・・と内緒だがな。登録がない。というより、数年前に殉職しているんだ。なにかヤバいことにまきこまれたようだな。」
↑に続く文章を投稿して下さい
©2002-2024 PIPI's World 『投稿小説』 All Rights Reseved. | 投 稿 小 説 |