『まもなく終点、終点です。お降りの方は忘れ物をなさいませんように…』
車内にアナウンスが流れ、少年達の奇妙な射精体験は終了となった。
電車は終点に到着し、ホームに滑り込んでいく。しかし少年達はそれを認識する余裕もなく、すし詰め状態のまま意識を朦朧とさせていた。
この電車が着いた場所、それは本来の終点駅である喜多野駅では無かった。
ここは少年達の新たな始まりの場所『第二性徴駅』である。
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