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離婚寸前の美人若妻との出会い
官能リレー小説 - 若奥さん

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離婚寸前の美人若妻との出会い 1

暴力、SMは禁止です。
俺がコンビニから出ると若い男女の話し声が聞こえてきた。
「もう、わかれよう。」
「待って。なんでいきなり、私何かした?」
え?こんなところで別れ話?それに、あの二人、この間、近所に引っ越してきた新婚夫婦だ。俺は隠れながら二人の様子を見ていた。
「いや、きみに落ち度はない。実は俺、浮気してるんだ。他の女と。」
「そんなっ?!」

奥さんの方は泣きそうな顔で驚いていた。
そして旦那さんの方は、そんな奥さんから顔を背けるように言う。

「これは僕の問題だ・・・君の過去を受け止めきれず他の女に逃げてしまったんだ・・・許してくれ」

その旦那さんの言葉にショックでよろめく奥さん。
俺も流石に見ていられず、その場を離れたのだ。


俺の住む賃貸マンションの同じ階。
そんな夜から一月余り、あの奥さんはまだ同じ部屋に住んでいる。
旦那さんはあれから姿を見ない。
毎日奥さんは暗い顔をしていたが、特に俺が何かできる訳ではなかった。

そんなある晩、段差に躓いて買い物袋を落とした奥さん。
たまたま通りかかった俺が拾い集めるのを手伝ったのが、奥さんと初めての会話だった。

「大丈夫ですか?」
「ありがとうございます・・・同じ階の方ですよね?」

笑顔に陰があるが、凄く綺麗な人だ。
若いけど俺より年上だろう。
特に豊かな胸元が気になりそうで、なるべく視線を下に落とさないようにする。

「はい。佐藤といいます。」
俺は買い物袋を持ってあげ奥さんの両肩を優しくつかんでゆっくりと立たせてあげた。
「ありがとうございます。私は松田ユキです。」
「じゃあ、俺はこれで、」
「あの、よかったら上がっていきませんか?あ、いえ、なんでもありません。いきなりすみません。」
一瞬、松田さんに腕を組まれるけどすぐ離してくれた。
でも、彼女の凄く寂しそうな顔に俺は強く心を惹かれてしまったのだ。

「お邪魔でないなら」
「勿論です!」

パッと表情が明るくなる。
綺麗でそして可愛らしい。
こんな人がいながら浮気した旦那さんの気持ちが全く理解できないぐらいだ。
だけど・・・
『君の過去を受け止めきれない』と言っていた旦那さん。
俺には分からない何ががあったんだろう。
彼女の部屋に向かいながらそんな事を考えていた。


彼女の部屋は俺の部屋と構造は一緒だから間取りは分かる。
2人で暮らすには物が少なすぎるのが玄関やリビングに入っても理解できてしまう。
もしかしたら、一人暮らしの俺より少ないかもしれない。
つまり、もう旦那さんは帰ってくるつもりはなく、荷物も引き取った後なのかもしれない。

「佐藤さんは一人暮らしですか?」
「ええ・・・半年程前に同棲解消したので部屋が広すぎて困ってます」
「分かります、それ」

どうやら旦那さんが帰ってこないのは当たりのようだ。
ただ『松田』と言うのは旦那さんの姓だから離婚が確定している訳ではなさそうだ。

「ソファに座ってください。」
「はい。じゃあ。」
松田さんに言われるままソファーに座ると、松田さんはすぐコーヒーを入れて持ってきてテーブルに置くと俺の隣に座った。
そして、松田さんといろいろ話をして楽しんでいた。
話に夢中になって気づくと夜になっていた。
「あ、もう、帰らないと。」
「あの、せっかくだから泊っていきませんか?あの人はもうここには帰ってきませんから。」
松田さんが俺の手を取り自分の胸を揉ませる。

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