PiPi's World 投稿小説

最愛の妻
官能リレー小説 - 若奥さん

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

最愛の妻 1

上月直人(27)の自慢は昨年結婚したばかりの若妻・彩(23)だ。
彼女は街を歩けば道行く男達が思わず振り返ってしまう程の美人で、性格も明るく料理上手で炊事洗濯掃除と非常に良く働く。
体の方もGカップの巨乳に長身細身のスレンダーというナイスバディ。口下手で根暗で職場でも風采の上がらない自分にはもったいないくらいの女性だと直人は思っていた。

「直人さんは大人しいから人から誤解されちゃうけど、本当は心の優しい人なのよね。私はそんな直人さんが好きよ…」
地味で性格も暗く真面目だけが取り柄の直人を彼女はそう言ってくれた。彼女と結婚出来たのは本当に奇跡だと思っていた。

休日、直人と彩は、自宅近くにあるスポーツセンター内の屋内温水プールへ行った。
先に着替えを済ませた直人は更衣室の前で彩が出て来るのを待っていた。彩のセクシーな水着姿が楽しみだった。結婚して以後、直人は初めて彩の水着姿を見るのだ。
「直人さん、お待たせ」
更衣室から出て来た彩の水着は純白のワンピースだった。
「どうして?…前はビキニだったじゃないか」
「だって、もう貴方の妻なんだもん。…貴方以外の男性の前でビキニなんか着て…思いっきりお肌をさらすわけにはいかないわ」
「彩!」
彩の言葉を聞き、直人は嬉しくなった。


肌の露出こそ少ないが、彩の今の姿は十分魅力的だ。
豊満なボディラインもくっきりわかるし、真っ白な素材は水に濡れたら透けてしまうんじゃないかと心配になってしまう。
見ているだけで、泳ぐ前から股間が反応する。
もちろん彩のことを気にする男たちは数多いが、直人の存在を見て諦めている様子だった。

「楽しかったね!」
「ああ、そうだな」




数週間後、ある休日。
自宅の居間で直人と彩がくつろいでいるときにドアチャイムが鳴った。
どうやらガスか何かの計器点検らしい。
若くてがっしりした肉体の男が作業服を着て立っていた。

「一応、どちらか作業に立ち合っていただけますか」
直人は、彩に対する男の視線が欲情の色を帯びているのに気づいた。彩の胸や腰回りをじろじろ見ているのだ。
彩も何やらその気を感じ取っているらしい。

「奥様、よろしいですかね」
「は、はい…」

「どういう検針ですか?どこの会社の方ですか?彩はお菓子でも」
「ええ。それじゃ」

割り込む直人の言葉に彩は足早に奥へ消える。

「奥様?」
「なに?どこの会社ですか?」

男は直人の精悍な体をじろじろと見ている。

SNSでこの小説を紹介

若奥さんの他のリレー小説

こちらから小説を探す