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若妻淫願望
官能リレー小説 - 若奥さん

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若妻淫願望 1

真夏の休日、大勢の人でにぎわう海水浴場の駐車場にて。


「広い車ですね。改造車ですか?」
「そうそう。こういう取材とかできるようにね」
駐車場の恥にとまったミニバン(改造車)の中で会話する一人の若い男と、二人の若い女。
男が海でナンパした海水浴客だ。

「二人のお名前、教えてもらえる?」
「はい、美波です」
「英梨です」
「二人は友達同士で…まあ、友達じゃなかったら一緒に海には来ないよね」
「えへへ…はい、高校の同級生です」

美波は白のパーカーを羽織り、英梨はグレーのTシャツを着ている。
その下はビキニだ。

「二人ともおっぱいデカいねぇ〜、ほかにナンパされなかったの?」
「あなたが初めてですよぉ」
「そうかぁ、それはラッキーだった…んっ」
男が二人の指輪に視線を向けた。

「ほおぅ…二人は既に結婚しているんですか」
「あら気づいちゃった?」
「そうなの、私達二人共新婚なのよ」
「へー…って新婚なのにナンパに乗っちゃったんですか」

あっけらかんに答える二人に男の方が驚く。

「大丈夫なんですか?旦那さんに怒られませんか」
「大丈夫、大丈夫うちの人こういう事寛容だから」
「寧ろ推奨って感じ?」
「へっ?」

予想外の事に男の思考は鈍り間抜けな声を漏らしてしまう。


「ねぇ…この後って」
「しちゃうんでしょ……エッチ」
「なっ!なぜそれを!!」

驚く男に二人は余裕の表情で微笑む。

「あらやだ、今時の女ならAVくらい知っているわよ」
「旦那と付き合ってた時とかラブホでよく見せられたわね」
「マジっすか…」
「だからね…こういう事興味あるのよ」

男は完全に主導権を奪われてしまった。

「あなたは進行役…スタッフさんよね?」
「男優さんもいるんですよね?」
「ええ…他でナンパしてると思いますけど、お二人がこちらに乗ってくれたんで連絡を入れました」
「うふふ、楽しみね」

スタッフの男がいったん車から出る。
美波と英梨の話し相手はカメラマンの男に変わる。

「お二人、歳はいくつ?」
「22です」
「旦那さんは年上?」
「はい」
「新婚さんならラブラブだろうに…夜の生活は聞いちゃってもいい?」


カメラマンの男は一応気を使いつつも、新婚夫婦の性生活を赤裸々に語れという視線を投げかけた。

「オッケーよ!」
「何から話そうかしら?」

だが二人は躊躇うどころか嬉々として話し始めた。

「それじゃあ夫婦のセックス回数でも聞いちゃいますか。
月に何回くらいしてますか」
「うちはほぼ毎日ね。あの人が疲れて求めない日以外は、一緒にお風呂に入ってそのまましちゃうわ」
「うちも毎日かしら。最近コスプレに嵌っちゃって旦那が色々買ってくるのよね」

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