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謎の学校
官能リレー小説 - ロリ

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謎の学校 23

「(今日は何かあったか?)」
原久田は検診のことを聞かされていなかった。

職員室に入る。
「おはようございます」
数学担当の本永舞が声をかける。

「おはよう…今日は何の日なんだ?」
「原久田さんはご存知じゃなかったんですか」
「うん?」
「今日は定期健康診断なんですよ」
「うわ…そうなのか」

そこへ、聡美が入ってきた。
「おはようこざいます」
「おっ、三原じゃないか。どうして、ここに。」
「原久田君、この格好でわからないの。」
「あっ、そうだ。健康診断で来たのか。」
「そうよ。それはそうと、やっぱり私の事覚えてたんだ。うれしい。岩沼さんと西園さんの言ったとおりだ」
原久田は聡美と話していて、聡美のIカップぐらいありそうな巨乳が気になってしようがなかった。
聡美は黒髪のロンゲをCAのようにまとめていた。

「原久田さん、三原先生もご存知なんですね」
「ああ、彼女も同級生でね」
「三原先生は、この村で診療所をやってるんです」
「そうか」

原久田は聡美の後姿を眺める。
あの頃、小柄で、病弱だった聡美が、こんなに美しい女性になっているとは…
そう思うと、なんとなく感慨深くなった。


健診が始まる。
生徒の人数が多いので、診療所の人だけでなく、先生達も手伝いに入る。

原久田担当のクラス。
順番待ちをしている松本ちなみ・花本雅・涌井茜の3人。

「…そういえばさ」
切り出したのはちなみ。
「診療所の三原先生も史明先生と同級生だとか」
「へー、本当?」
「うん、理事長とか、保健室の鈴さんとか、史明先生と同級生の人、多いよね、って思ったんだ」

「…つまり、史明先生は、必然的にここに来た、って事?」
茜が尋ねる。
「うん…なんか、からくりがあるんだと思う」
「…でも、あんまり深く詮索するのは止したほうがいいかもね」
雅が言う。

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