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宇宙は今日も、空が青い
官能リレー小説 - SF

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宇宙は今日も、空が青い 1

スペースコロニーと言えば地上を離れての植民をイメージする者がほとんどだろうが、ソフィア33は元々夢を叶えるために世界中の金持ちが夢を叶えるために興した事業だ。
即ちこの事業により多くの金を投資した者たちが、人類史上初のスペースコロニーに搭乗する栄誉を手に入れると提示したのだ。
まるでどこかの独立国家が爵位を販売するように、世界最大の事業は切り売りされた。
宇宙の生活に置いてはスペースコロニーの点検や補修に船外活動資格を持つ者が必要あるがこの仕事は専門的な知識は勿論並大抵の精神力では務まらないのである、宇宙空間は一つのミスに対処できなければ自身やその場に居る人も死が訪れても不思議ではない。そして地上の仕事以上に精神力がボロボロになる者が出て来る事を想定し“船外活動資格保有者専任の性行為従事者”が起業承諾された。これは当初の計画されたが倫理問題で一旦は計画そのものが消えたのだが……その後ソフィア33に勤務している船外活動作業員が起こしたある事件がきっかけとなり専任性行為従事者計画が急遽了承された。地球に落下すれば影響は多岐に及ぶ……出資者らに被害想定を出したら数分後にはあっさり了承したのである。
「地球の倫理で宇宙での作業員の福利厚生を決めた結果は墜落事故寸前、こうなればみんな了承するんだなぁ……」
事業を引き受けた男は出資者らに嫌味を告げて後にした。この事業を当初から組み込んでいれば防げた事故だったのだ。彼としてはあの時に意見具申をしたが……出資者の中に宇宙飛行士が居ないのは誠に残念である。
さてこの専任性行為従事者であるが、可能なかぎり良い見方をすれば現地妻やお妾さん、悪しき見方をするならば奴隷や肉便器とすら呼ばれる存在であった。
これが一般的な地上の労働者、あるいはコロニー内部での業務を担当している者たち相手ならば、普通の娼婦や風俗嬢で十分に対応出来たであろう。
だが先ほど述べた通り船外活動作業員とは並外れた精神力の持ち主ですらボロボロになるほどの大変過酷な仕事であり、彼らの相手をするということは求められた時にすぐに受け入れなければいけないということ、また人類トップクラスの体力を持つ生存本能の昂りきった者たちが満足するまで相手し続けないとならないのである。
その上で彼らのスケジュールに合わせて温かい食事を用意し風呂や布団の準備を済ませ、常に性行為を行うために決して妊娠することなど許されない、まさに作業員たちのためだけに生きることを求められる立場なのであった。
 
某年某月。半日間の業務を終えたとある船外活動作業員は2日間の休息を与えられていた。部屋での待機やメディカルチェックが義務付けられてこそいたが、専任性行為従事者相手に存分に荒淫にふけることが出来る。
昨夜、作業員は部屋に戻ると同時に女を押し倒すと、スカートの奥の濡れそぼった牝穴にガチガチに勃起しきった男茎を根元まで突き込んだ。
すっかりとこなれ抵抗することなく自らの最奥まで男を飲み込んだ牝穴は、疲れきった男茎を優しく包み込んでジュプッジュプと淫汁を溢れさせながら絡みつき、本能のままに行われる乱暴なピストン運動を受け止めて嬉しそうに絞めあげ粒々の肉壁で扱きその精を求める。
性行為従事者の艶やかな嬌声が部屋中に響きわたる中、作業員は荒い吐息を繰り返しながらドプドプと溜め込んだ精を吐き出し、それでもなお治まらない衝動に身を任せて女の奥を犯し尽くし豊満な乳や尻を揉みしだき続けた。
やっとのことでわずかなりとも理性を取り戻した頃。男に後ろから尻を突き上げられつつ女は用意した温かな食事を机に並べ、そのまま抱えて犯しながら腹に飯を詰め込んでいき、綺麗に整えられた寝床に女を押し潰してさらに熱い夜へと溺れてゆく。
たっぷりと育った尻肉が真っ赤に染まるほど腰を叩きつけ掌打を浴びせ、少しゆるんだ牝穴から精が溢れ出るまで注ぎ込み、性行為従事者がすっかりと蕩けきった顔で意識を半ば飛ばすまで作業員が犯し尽くした深夜。
女によって適温に沸かされた風呂に力の抜けた肉体を抱えながら向かい、ザバァと汚れを流すと熱い湯を足しながら湯船へと浸かる。しばらくは両手からこぼれ落ちる胸を揉みながらゆったりとくつろいだ。
女に全身を使って洗わせたり隅々までねちっこく洗ってやったりとスキンシップをも楽しみ、興が乗って結局そのまま牝穴に突っ込んだりしつつ男はさっぱりとこびりついた疲れを洗い流す。


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