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人体改造ソフトウェア
官能リレー小説 - SF

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人体改造ソフトウェア 4

しかし、ここで新たな問題生まれた。俺は今、妹と一緒にお風呂に入っていたのだ。
前から妹とは普通の仲で、小学校までお風呂に一緒に入っていたが、その後は普通に別々に入っている
実際、それが至って普通だと思うが、今回のケースは明らかに異常なのだ。


「ふぅー、お風呂ありがと、お兄ちゃん」

そう言って、タオルで頭をゴシゴシ拭きながら妹が全裸で出て来やがった。
しかも「おいっ服くらい着ろよ」って言ったら
「え?もしかしてお兄ちゃんって純情〜。別に小学校まで一緒に入ってたしいいじゃん」ってのたまいやがった。

一応分析すると、多分今回は妹の性格面による修正がなされたのかもしれない

妹のことも気になるが、とりあえず風呂に入ることにする。
本当は女の身体の快楽やらを試したかったが、また女に戻るには時間がかかりすぎるからまた今度だ。
「あれ!お兄ちゃんもう一回入るの?」
「うるせー、お前に遠慮してたんだよ」
「ふーん。じゃ私は夕食作って待ってんね」

そうしてもう一度、今度は浴槽に浸かりゆっくりする俺
あの不思議なソフトウェア、俺が女になるときは時間がかかり、男に戻る時は一瞬でなれた。
もしかすると、ただ女になるだけなら今なら一瞬でできるかも知れないな。


『俺』というハードに『女』という情報がインストールされていて、それを実行するだけなら時間はかからない筈だ。(同じ要領で男になるのは時間がかからなかった。)
ただ、次やる時はしっかりメンタルの設定を固定にしないと色々不味いな。

「だんだん、あのソフトの使い方が解ってきたぞ。これを使ってどんな悪い事をしてやろうか」
そう言って俺は悪人顔で笑うのであった。



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